2013年12月9日月曜日

NYコミコンに行こう4

チケット受け取りの際、カウンターにパンフレットが置いてあります。
コミケでいうところのカタログと言うやつです。


こんなの。


これにパネルディスカッションのスケジュールや、物販スペースの案内等
だいたいの事が載っているので、一冊貰っておきましょう。



めんどくさくなったとか言ってごめんなさい。



入場するとまず、上りと下りのエスカレーターがあります。
ざっくり分けるとこんな感じです。



上:物販スペース。時間によるイベントもあるけど、基本的には一日中いつ回っても同じ。

下:パネルディスカッションやアーティストがサインを書いたりするスペース。
  時間帯によってパネラーやアーティストが変わるので、スケジュールを確認して
  狙った時間に回ったほうが良さそう。


私はとりあえず下のフロア、パネルディスカッションのスペースに行ってみました。
丁度これから始まる所に「KODANSHA」の文字を発見。
NYまで来てわざわざ講談社の情報を得なくても…という気もしましたが
とっかかりとしてわかりやすいかなーと思って並んでみる事に。



なんと。

まだ開始までは時間があったんですが…
ぜひとも見たい!ってパネルがある場合は早めに並んだほうが良さそうです。


さすが講談社のパネル。日本作品のコスプレ率が高いです。
この二人は進撃の巨人でした。



おばちゃんに駆逐されるエレンとミカサ。



誰もおなか痛くなったりしなそうなので別のパネルディスカッションに入ってみました。


ここも立ち見。
これは日本でいう「このマンガがすごい!」みたいな
お勧め本のレビューを集めた本の、レビュアーさん達によるパネルでした。
客層も講談社のパネルとはまた違いますね。


アーティストアレイにも行ってみました。


ここではアーティストにサインや絵を描いてもらえるようです。
案内板によると、だいたい30~50ドルくらい。アーティストによって値段が違います。
この写真の通り、列の後ろからではこの先がどんな様子なのかは見えません。
でも列に並んでおいて、アーティストの目の前で引き返すのはなんだか気まずいので
並べませんでした…
案内板にアーティストの絵や写真を貼っておいてくれたらいいのになー。


下のフロアは他にもフードコートや、子連れのためのファミリールームなんかがありました。
日本のコミケと違って、子連れはかなり多いです。
ちびっこはみんな小さいスーパーヒーローになってました。




今度は上のフロア、物販スペースに行きます!

2013年12月7日土曜日

NYコミコンに行こう3

まずはチケットの取得。これはNYコミコン公式サイトから購入できます。

NYコミコン公式サイト:http://www.newyorkcomiccon.com/Home/

すぐに完売してしまうので、販売スケジュールをあらかじめ確認しておいて
発売日にすぐ購入する事をおすすめします。


今回はsibacoさんが二人分まとめてクレジットで購入していたので
その証明書をメールで送ってもらいました。




姉の勧めでStaplesというお店に行ってメールを印刷。kinko'sみたいなお店でした。
マンハッタンに数店舗あって、コミコンの会場からそう遠くない場所にもあります。




念のためsibacoさんのパスポートの画像もメールで送ってもらいました。
ホテルの予約メールには二人の名前が入ってるので、それも証明に使えたかもしれませんが
今回は日本の会社が運営する短期アパートを借りていたので、予約のメールがすべて日本語で
使えそうにないのであきらめました。



材料は揃った。
あとは交渉あるのみです!




コミコンの会場はジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター。

ここで注意したいのが、このジャビッツセンターには複数入り口があって
「これからチケットを受け取る人」と「既にチケットを持っていて会場に入る人」で
入り口がハッキリわかれているところです。
これに気付かず人の波についていって列に並んでしまうと、間違った列だった場合
もう一回並びなおしになります。




私は並びなおしました。



列の周りにはコミコンTシャツを着たスタッフがいるので、スタッフに確認すれば
並ぶ前に案内してくれると思います。


チケット受け取りカウンターはこんな感じです。




ここで印刷した証明書と、パスポートを提示します。

案の定、証明書の購入者名(sibacoさん)と私のパスポートの名前が違うので断られます。
ここまでは予想していたので、必死になってsibacoさんが急病で来られなくなった事を説明。




あっさり断られる。



私はiphoneをフリーのWifi頼りで持って行っていたので、
その場でsibacoさんに電話やメールで連絡を取る事ができません。

とりあえずネットに繋がるパソコンか、Wifi環境を貸してもらえないか
半泣きで頼み込みます。










めんどくさくなったらしい。



異例の処置で、本当は絶対だめだそうなので
万一同じような状態になった人はちゃんとチケット購入者本人が
コミコンにメールを送ってください。



なんとかチケットを手に入れたので、さっそく入場です!



2013年11月17日日曜日

NYコミコンに行こう2


なにそれ。






そんなわけでコミケにも行った事ない、アメコミも全然詳しくない私が
一人でNYコミコンに行ってきました。

一人で行く事になったので慌てて色々調べてみたところ、日本語の情報が少なかったので
行ってみてわかった事を簡単にレポートしてみようと思います。
NYコミコン編もうちょっと続きます。



ちなみに米政府の閉鎖は私が着いた日に始まり、帰国した日に終わりました。
という事は私が閉鎖してたのか。ごめんアメリカ国民。

2013年11月13日水曜日

NYコミコンに行こう


sibacoさんはいつも死ぬ準備をしています。なんでだ。









アメリカで一番大きいコミコンはサンディエゴで、ニューヨークは二番目だそうです。

アメリカ版コミケと言っても同人誌はありません。あくまで企業主体のコンベンションです。
でもコスプレの人がいっぱい歩いてる雰囲気はコミケに近そう。

コミケもゲームショウも行った事がないので、どっちに近いかは想像なんですけども。

2013年11月11日月曜日

路面電車


すいませんでした。






この後、この単語を最初に考えた人に
「本当はtrainって書こうとしてiとnくっつけちゃったんでしょ、ねぇねぇ」
って聞いて
「違います」
って返されるところまで想像しました。

2013年8月26日月曜日

パリパリのあれ


ホワイトタイガー舎の前でバラ売りしたら夏は売れると思うんだけど
どうでしょう、東武動物公園さん。

2013年8月9日金曜日

フジモトとトキさん




風立ちぬの感想を書いたところで、ふとポニョでも言いたい事があったのを思い出しました。
なので今更ですが、ポニョについてちょっと書いてみます。


ポニョをみたとき、なんだかわからないもやもや感が残りました。
なにか一つ、大事な情報が抜け落ちてるようなもやもやです。
特にトキさんと、フジモトあたりに…もやもや…

なんて考えていたら、
エンディング曲が終わる頃にふと一つの答えにたどりつきました。



フジモトとトキさんって、親子なんじゃない?


そう考えると顔も似てます。鼻なんかそっくり。



すると溜まってたもやもやが全部一気に、将棋倒しみたいにパタパタ解消されていきました。
それがとても爽快で、なんだこの映画、すっごい面白い!って気持ちにさせられてしまいました。
その時私の頭の中で起こった将棋倒しのパタパタを、かいつまんで説明します。


宗介とポニョが出会うずっと前、この町ではもう一つの物語があったんです。
それがフジモトと、グランマンマーレの話。
かつてフジモトとグランマンマーレが、宗介とポニョみたいな関係になった時、
グランマンマーレが人間になるのではなく、フジモトが海に入る決断をしたんです。

トキさんは大事な息子を海にとられてしまいます。
当然、その時も津波が起こります。


この「一つ前の物語」を踏まえてポニョのお話をみてみると、色んな辻褄が合うんです。


トキさんは冒頭でポニョにいじわるな態度をとり、
津波が起こると予言し、
津波のあと一人高台に残って宗介を助けよう試み、
ラストで宗介の無事を泣いて喜びます。

トキさんは宗介に自分の息子を重ねていたんです。


かつてトキさんはフジモトの恋に反対したと思われます。
好きな人と一緒になる事を祝福して貰えなかったフジモトは
「認めて欲しかった人に認めて貰えなかったので、自分も相手を認めてやらない」と
拗ねた状態のまま、かけおち同然で海に入ってしまいます。

フジモトは冒頭で人間を毛嫌いするような発言をしますが、
ラストは世界のほころびを閉じるために必死でポニョを人間にしようとします。

本音は人間を嫌っている訳ではないんです。拗ねていただけ。
ひまわりの人達に「宗介くんを応援してください」と頼むのも、
祝福して貰えなかった自分と宗介を重ねているんじゃないでしょうか。




つまりこのお話は、ポニョと宗介の可愛らしい恋物語の裏側で
フジモトとトキさんが救われる話なんです。




魚のポニョが人間の姿で会いにきた時、宗介はともかく
大人のリサもあっさりとポニョを信じ、受け入れます。
これはトキさんから何か聞いていたと考えれば納得できます。
津波が収まった後、宗介とポニョをおいて一人でひまわりに向かったのも
これからどうするべきか、トキさんの所へ先人のアドバイスを聞きにいったんじゃないでしょうか。

町が海に沈んでしまっても、町の人は皆平気そうな顔をしています。
「一つ前の物語」の津波で、対策や訓練ができていたと考えられます。




この映画のすごいところは、きちんと「ひっかかり」を作ってる所だと思います。
フジモトはかつて人間だった事を映画の中で明言しているのに、なぜ海に入ったかは触れません。
宗介とポニョが晴れてむすばれた時、宗介を抱きしめ、彼の無事を泣いて喜ぶのはトキさんです。
普通に考えれば、そこは母親であるリサの役割のはずです。
こういう細かい「ひっかかり」をちりばめて、気になるように作ってある。
そしてそれが解けると爽快な気持ちになるし、
トキさんとフジモトが顔を合わせるシーンではドキドキします。
「あー、ほんとはお互いに何か言いたい事あるんじゃないの!?」ってなります。



最後、フジモトが海へ帰るシーンは描かれていません。
帰る前にトキさんの所へ行って、二人が和解してたらいいなぁ。

2013年8月7日水曜日

風立ちぬと帽子


風立ちぬ、みてきました。面白かったです。

二郎が飛行機の事を考えてる時の没頭感、わくわく感は
なにかモノを作るのが好きな人なら「わかるわかる!」ってなる楽しさ。

見た後すぐ誰かに話したくなるような事はいっぱいあるんですが
中でも帽子の使い方が面白かったので、ちょっとそれについて書いてみます。




この映画で、帽子は三人目の主役と言ってもいいくらい目につきます。
ずっと風にはためいてるので、飛ばされないかハラハラしますし
飛ばされると、見てる私は「あっ!帽子!」ってなって気になります。
ダメ押しで、セリフでもちょくちょく触れてきます。


二郎と菜穂子が初めて会った列車の中で、お絹が
「お嬢様、帽子が飛びますよ」

二郎が初めて出社したとき、上司の黒川さんが二郎をデスクに案内しながら
「帽子はここ」



これは私の解釈ですが、帽子はその人の「いるべき場所」を示してるんだと思います。

カプローニさんと会ってる夢の中に、二郎は帽子を持っていきません。
持っていってもすぐ飛ばされて、二郎の頭にありません。
二郎がいるべきは現実の世界で、夢の世界(死後の世界と繋がってる)ではないから。

黒川さんが帽子の場所を指定したのは、ここが二郎の席で、これからずっと居る場所だから。
二郎は言われた後すぐ、指定の場所に帽子を掛け、デスクに座って仕事を始めます。



菜穂子がスリリングに二郎の帽子をキャッチしてくれた時、二郎と菜穂子には繋がりができますが
その後すぐ、怪我をしたお絹のために菜穂子の家へ人を呼びに向かう途中、
二郎の帽子は風で飛ばされてしまいます。一度はキャッチしてくれた帽子だったのに。
せっかく立ったフラグが折れた瞬間です。
これは二人がまだ一緒になる時じゃない、って事だと思います。


…という事は、お絹にまだチャンスがあるのか、
それとも菜穂子がもう一回、改めて帽子をキャッチしてくれるのか。


なんてわくわく見守ってたら、軽井沢で菜穂子と再会した時
二郎が菜穂子の帽子をキャッチして、二郎の頭に乗せました。
つまり二郎の居場所が菜穂子の所なのではなく、菜穂子の居場所が二郎の所だったんです。
ここはシビれどころでした。菜穂子の帽子をキャッチするに至る前に、二人の間を取り持ったのが
紙飛行機なのもいい。




「風立ちぬ」の意味は、もうシンプルに「生きろ」だと私は解釈してます。

「風が立つ。生きようと試みなければならない。」

カプローニさんは常々「風はまだ吹いているか?」と尋ねます。
風が吹くということは、時間が止まってないということ。
つまり生きてる、ということ。

最後の夢の中、菜穂子が待っていてくれても、二郎は帽子を持って行きません。
奥さんが死ぬ事をわかっていて一緒になって、
自分の作った飛行機がたくさん人を殺す事になるのを知ってて作って、
そりゃ死にたくなる事もあるだろうと思います。

でも二郎はまだ死にません。
帽子を持って行きませんでしたから。





というのが私の帽子の解釈なんですが…
他にも意味があるのかもしれません。なにせ帽子は、絶対に何か意図を持った描かれ方をしています。
もう一回見る方はぜひぜひ帽子に注目して、その意味を考えて、
これとは違う解釈が思いついたら教えていただけると私が楽しいです。

2013年7月8日月曜日

インドの女の子


なんとなく描いたインドの女の子。

小さい子供の、立った時にあごを引いて重心が後ろがちになって
後頭部から背中までまっすぐになる姿勢ってすごくかわいいけど
描こうとするとむずかしい。

2013年6月27日木曜日

工具


使ってた安物のキーボードスライダーが壊れたので、レールだけ買ってきて付け替えようとしたら
ドライバーはあるものの、レンチがなくて作業ができず
もう一回ホームセンターに行って工具を物色。
そういえばニッパーも欲しかった!なんて考えたら工具見るのが楽しくなってしまって描いた一枚。
水彩風じゃない塗り方と、CLIPSTUDIOの練習も兼ねて。

2013年6月3日月曜日

たんぱく質



生き返るって教えるよりはいいかもしれない。

さーちゃんは私の友人です。
見事なリアリストに成長し、先日めでたく29歳の誕生日を迎えました。

2013年5月26日日曜日

ギター少女



CLIP STUDIOを使ったモノクロ練習。

ロックって、いかにもな見た目の人より真面目そうな子がやってるほうが
抑圧からの開放とか反骨精神とか表せていいんじゃないかと思ったんですが
スーツのロックバンドとか出てきたらイロモノっぽい気もする。いるのかな。

ロックスターはやっぱりボサボサでビラビラでボソボソしてるのがいいのかもしれません。

2013年5月12日日曜日

みかん

実家に帰るとみかんを食べさせられるの法則。

2013年5月1日水曜日

ツツジ

Photoshopの水彩っぽいブラシ設定を見直してみたのでためし描き。



ツツジの蜜は吸えるそうです。
私は子供の頃ホトケノザばっかり吸ってたので知りませんでした。
でもツツジの種類によっては毒があるそうです。なんでそこで命がけなのか。

2013年4月9日火曜日

2013年4月5日金曜日

お祝いカード

家族・友達のお祝い用にカードを何枚か作りました。

一枚目は姉夫婦の結婚祝い。
カードを開くと二人の人形が飛び出して寄り添う形になりました。カード加工は母が担当。





二枚目は父の還暦祝い。
上のカードと同じ加工で、母が父に赤い帽子を被せます。





三枚目は友達の結婚祝い。真ん中にメッセージを書くタイプのカードです。
ひさしぶりのアナログ水彩。やっぱり本物のマーメイド紙はにじみかたが違う。

2013年3月16日土曜日

ジブリごはん会


友人と三人でジブリ作品に出てくるごはんを作ってみました。
左から たき・しばこさん・小うどんさん



メニューは

・にしんとかぼちゃのパイ包み焼き(魔女の宅急便)
・鮭のベシャメルソース(紅の豚)

に決定。




必要なものをメモにしたため、早速お買い物へ。



しばこさんはおおざっぱだった。




ここでメニューがイワシのパイ包み焼きに変更になりました。
イワシもおいしいので良しとします。



どっちもおおざっぱだった。




帰宅後、早速一品目のクッキーを作ります。


一品目にしてジブリがどうでもよくなったしばこさん。






クッキー焼き上がり。
ぷよぷよみたいなのはまっくろくろすけです。





遅れてきた小うどんさん到着。


しばこさんの意志は固い。



見事に応える小うどんさん。


トトロのお腹も飾ってもらいました。



描き終わった小うどんさん。

やる事がないので踊る。





踊ってる間にパイが焼けました。


自分で作ってから言うとシュールです。






鮭も完成。


ベシャメルソースが最後までちゃんと言えませんでした。



バゲットと白ワインを用意して、完成!



全部おいしかったです。


【参考レシピ】
トトロクッキー:http://cookpad.com/recipe/1947064
にしんとかぼちゃのパイ包み焼き:http://nekomeshi2525.blog25.fc2.com/blog-entry-23.html
鮭のベシャメルソース:http://www.nicozon.net/watch/sm14822435